【整骨院】一人治療院が電話対応で絶対にやってはいけないこと
受付スタッフが不在の一人整骨院・治療院で、施術中に電話がなった場合の対応について、よくご質問をお受けします。
先日は、
「整骨院に施術者一人しかいないとき、
電話が鳴ったらどうすれば良いでしょうか?」
というご質問をいただきました。
世の中には先生1人だけでやっている整骨院・治療院がたくさんあります。
そして、当たり前のように、
「患者さんの施術を一度中断して電話を取る」
「留守番電話で対応する」
・・・という対応をする先生も少なくありません。
どちらの対応でも、患者には確実に不満が残ることは、患者側の気持ちを想像すればわかるはずです。
こういう状態は、整骨院・治療院のような店舗ビジネスにおいては、絶対にあってはならないことだと考えるべきです。
受付スタッフのいない治療院は、患者さんの満足度が著しく低くなるということが明らかになっています。
中には、「当院は患者さんとの関係性がいいので問題ない」と言う先生もいらっしゃいますが、それは大きな誤解です。
もちろん患者さんとの関係が良ければ、電話で施術を一旦中断して患者さんにお詫びした時でも患者さんは優しく「いいですよ」と答えてくれるでしょう。
しかし本音は違います。
「先生一人しかいないんだから、仕方ないでしょう いつもこんな状態ならもう別の治療院に変えるよ」なのです。
施術中に2回も3回も電話が鳴ったらどうしますか?
留守番電話についても同様のことが言えます。
どんな仕事であっても電話番号を掲載している以上、営業時間中は3コール以内に受話器を取るのが一般常識です。
営業時間中の留守番電話が一般の人に与える印象は「倒産したか?」です。
だからこそ、一人先生治療院でも受付スタッフを必ず雇うべきですし、受付スタッフが急病や有給などで一時的に不在になる際は、すぐさまその変わりとなるアルバイトやスタッフを手配する必要があります。
留守番電話にする、施術中に手をとめて電話をとる・・・という対応は、可能な限り避けるようにしましょう。