治療院にとって「最良のマーケティング」とは何か?
10年、15年と治療院経営を続けていくために「マーケティング」が必要だと考えている人は少なくないと思います。
では、治療院経営において、「最良のマーケティング」とは一体何なのか…考えてみたことはありますか?「最高のマーケティング」と言い換えてもいいかもしれませんね。
例えば、ホームページを作ることであったり、紹介を促進することであったり…こういったことがマーケティングであると考える人もいらっしゃるかもしれません。
また、中には、
「マーケティングなんて必要ない!
いい治療をしていればおのずと患者さんはついてくる!」
とお考えの方もいるかもしれませんね。
それも踏まえた上で、私の考えを述べようと思います。
治療院経営に不可欠な3つの要素とは
私は治療院においては、治療に関する知識・技術はもちろんですが、その他に
1,患者の理解
2,代替医療の理解
3,マーケティングの理解
この3つが不可欠な要素と考えています。
その内のマーケティングの中でも「最良のマーケティング」とは「患者教育」に他ならないと考えています。
教育というとなんだか堅苦しく感じるかもしれませんが、患者さんが知るべき情報を分かりやすく教えて上げることだと考えてもらえれば十分です。
・患者さんの身体に起きている問題点とは?
・問題点の根本原因とは?
・治療の方法やその目的とは?
・通院期間や来院頻度の意味とは?
・知人に紹介してもらう理由とは?
このようなことを、しっかりとわかりやすく、納得できるように患者さんに教えて差し上げる必要があります。これこそが「最高のマーケティング」だと考えています。
さて、あなたの治療院は、この「患者教育」にどれほど取り組んでいるでしょうか?この機会に、少し振り返ってみると良いかもしれませんね。