本質的な治療院経営ノウハウを身につけたい先生のための、

治療院はSEO対策に力を入れるべきか?

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インターネットが世の中に広く浸透する前から治療院を経営されていた先生からも、これから独立開業を考えているという先生からも、同じような質問をいただくことがあります。

それは、

「ホームページを作っておいた方がいいでしょうか?」

といった内容の質問です。そんな時私は毎回、「もちろん作った方が良いですよ。」と答えています。同時に

「SEO対策は必要でしょうか?」

 と質問されることもあるんですが、この質問に対する答えも同じように「もちろんやっておいたほうが良いでしょう」といったものです。

ただ私は「ホームページを作るか?」「SEO対策を行うか?」といったことを考える以前に、「もっとその奥深くにある“治療院経営の本質”に目を向けるべきだ」とも考えています。

それは、

・経営上の課題は何か?
・解決すべき優先順位は?
・課題解決のための費用は?
・課題解決に向けて労力の配分をどうするか?
・どのような効果が期待されるか?

といったことです。

これらをしっかりと理解しておかなければ、せっかくホームページを作ってSEO対策に費用を掛けたとしても、効果的な治療院の課題解決は難しいかもしれません。

ホームページの制作を経営課題解決のスタートに置くと、そこで重要になるのは、アクセス数と成約率(来院率)になります。

ですから、

・魅力的なホームページを制作し
・SEO対策で検索順位を上げ
・PPC広告などを駆使することでアクセス数を増やす…

こういったことを意識するものです。

他にも例えば、ホームページ経由で来院することに対して独自のメリットを打ち出すなどして、新患数の増加をはかるのではないでしょうか。

ですが実は、新規患者の多くは、ホームページ検索だけで来院するという訳ではありません。

店舗の外観を見る ⇒ ホームページで調べてみる
チラシを見かける ⇒ ホームページで詳しく見る
口コミや紹介で知る ⇒ ホームページでチェック

といった経緯で来院することが多いものです。

つまり実際は、効果的に来院率を上げるためには、SEO以前に店舗外観の改良やチラシの配布、口コミ・紹介戦略の実施を重点的にやらなければならなかったりする訳です。

これまでにも何度かお伝えしてきましたが、治療院経営には“原理・原則”が存在します。

これを理解した上で、課題の本質を知り、優先順位を定め、費用や労力を効果的に配分できるようになれば、10年、15年、20年と続く治療院をつくることができるようになるでしょう。

 

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