整骨院・治療院のチラシ配布の注意点
整骨院・治療院の先生からよくいただく質問のひとつが、「チラシ」についてのご質問です。
とくに、
「うまくいっていたチラシの反応が突然悪くなった」
といったご質問をよくいただきますが、チラシの反応率が下がってしまう原因はいくつか考えられます。
一般的なマーケティングの視点からお話すると、継続的にチラシをまき続けた場合、3,4回目あたりまではチラシの反応率は急激に伸び続け、10回目あたりまでは高い効果が続きます。
ただし、それが永遠に続くという訳ではありません。同じチラシをまき続けると、ある一定のタイミングで効果が突然下がり始めるのです。
こういった事態を回避するためには、ターゲットを変えたり,ヘッドラインを変えたり、オファーを変えたりと、さまざまな方法が存在します。
チラシの内容以外にも有効な方法としては、チラシを集中的にまく期間とまかない期間を、しっかりと設けることです。
チラシを配布する期間が長引くと、割引などのオファーもまったく効果がなくなってしまいますので、配布しない期間を設けることも戦略的に必要だと言えます。
また、意識しておくべきことが同業他社の存在です。
同じようなチラシを競合他社がまきはじめると、チラシの反応率は急激に下がります。
当然のことですが、折り込みやポスティングをしていれば、同業他社が必ずそのチラシを目にしますし、良い部分はマネをされるものです。
その結果似たチラシが同じ地域に大量にまかれることになり、反応率が激減してくるわけです。
ある一定の反応率・反応数を確実にとりたいのであれば、配布方法を工夫することも一案です。
折り込みやポスティング“以外”の配布方法として、訪問して手渡しでチラシを渡すことが効果的です。
特に会社事務所や商店などには挨拶周りとして訪問することが大きな結果を生み出します。
当然のように時間も手間もかかりますし、こういった配布をするためには一定のトレーニングも必要になってくるでしょう。
ただ、反応率で言えば、ポスティングや折り込みの何十倍もの反応をとることができるはずです。
短期間で効果が生まれる方法ですので、確実に来院を促したいのであればぜひ試してみてはいかがでしょうか。