【整骨院経営】提案した治療計画が終了しても痛みが残っていた患者さんへの対応
整骨院や治療院を経営されている先生から、
「カウンセリングのときに伝えておいた治療期間が終了しても患者さんに痛みが残っていたときはどうするべきか?」
といった質問をよくいただきます。
中には、「うまい言い回しを教えて欲しい」といった先生もいらっしゃいます。
最初にお伝えしたいのは「うまい言い回し」などというものは絶対に求めてはいけない。ということです。
これは治療期間延長の話に限ったことではありません。治療院の中で行われる先生と患者さんとの会話全てにおいて同じことが言えます。
治療院の中でセールストークなど不必要です。必要なのは、目の前の患者さんをどうすれば最も効果的に治してあげることができるか?それを自分の経験・知識をもとに本気で熱意をもってしっかりと説明することです。
治療期間の延長についても、予定していた3ヶ月の治療期間は経過してもさらに継続することでもっと健康に導けるという自信があるならそのままストレートにお話するだけで患者さんは必ず納得していただけます。もちろん期間・回数・頻度も伝えてください
患者さんは先生を見ています。
先生がどんな言葉を話すのかだけでなく、先生の声の大きさ・トーン・スピードや話すときの態度から本心から出ている言葉なのか、それともセールストークなのかを無意識のうちに感じ取っているのです。
当たり前のことですが、先生が自信をもって患者さんに伝えなければ、患者さんが治療院に来てくれるわけがありません。
そして自分が提供できる最高の治療を提供することが、自信を持って伝えることにもつながります。
ぜひとも、「こうすれば患者さんをもっとよく治せる」と先生自身が信じるものを本気で伝えることに、エネルギーを割いてみてください。