自費メニューで失敗する人の共通点
整骨院の方々の中にも、
「もう保険だけではダメだ」
「自費売上が絶対に必要だ」
と考える方が大多数になってきました。
そこでよくあるお悩みの一つは
「どんな自費メニューを導入すればいいの?」
だと思います。
「骨盤矯正はどこでもやってるし…」
「美容メニューはよくわからないから…」
など悩みますよね。
院としてどのメニューを提供するか?これはとても重要ですね。単に流行っているとか、これで儲かっている人がいるといった理由で選ぶのは失敗する原因になってしまいますから。
治療メニューを考える際に注意するべきことはたくさんありますが、中でも最初に考慮して欲しいのは
集客目的の流行メニューを導入するのか?
それとも院のコンセプトに合致した治療メニューを導入するのか?
という部分です。
ここが明確になっていないと一時的には多少売上が上がっても長続きしません。そしてもっと重要なのは患者さんがその自費メニューによる治療を受けるべき理由が明確になっているかどうかです。
多くの場合、患者さんが受けるべき理由ではなく治療家が提供したい理由になっています。
カンタンな話、これまでの治療の数倍も高い金額の治療なのですから、なぜそれを受ける必要があるのか?の説明に納得してくれないと患者は受けてくれません。これらのことは、自費メニューを導入する際、最初に考慮しなければならないことですが、9割以上の先生は全く考えません。
カリスマ治療家の技術セミナーをいくら受けても実費メニュー化できず、成功できない理由の一つはここにあります。その他にも技術レベルの設定。価格決定、対象者数、受診率目標などしっかりと考えて取り組まないとせっかくの自費メニュー導入も簡単に失敗してしまいます。