「“回数券”を売るな」の本当の意味
以前「回数券を売るな」というタイトルでブログを書いたことがあります。
https://www.chiryouin-support.biz/530/
このタイトルだけを見て、
「本当に回数券を売ってはいけないんですか?」
といった質問される先生も数名いらっしゃいます。
詳しくはブログの中でも解説しているのですが、結論を先に述べれば、治療院の原理原則では回数券の導入を強くすすめています。
「回数券を売ってはいけない」とは、「回数券をセールスしてはいけない」ということです。
もっと言えば、「セールストークで回数券を売ってはいけない」ということです。
なぜセールストークで回数券を販売してはいけないかと言うと、回数券を販売する以前に、まずは治療計画をしっかりと患者さんに納得していただく必要があるからです。
問診・検査・カウンセリングを通じて、患者さんから治療計画にしっかりと納得していただき、同意していただく。
実は、これさえしっかりとできていれば、セールスせずとも「回数券もあります」と伝えるだけで、90%以上の患者さんが、自ら回数券を購入されます。
患者さんが治療計画に納得していれば、セールスの必要性はゼロなのです。
巷には、患者さんから治療計画の同意をとることができていない院や、治療計画の説明すらもしていない院が少なくありません。
また、セールストークで回数券を売り、先払いでお金をもらうことを推奨するコンサルタントも存在します。
ですので、そういった状況に警鐘を鳴らす意味でも「“回数券”を売るな」とお伝えしています。
治療院の原理原則では、回数券の位置づけから全く違います。
回数券は、患者さんのコミットメントを取るという意味合いもありますし、患者さんが治療計画に同意してくれたという証でもあるのです。